 
屋根まわり
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 	- No.2  棟 [むね]
 屋根の一番高い部分のこと。
 屋根の仕上げ材では棟用の瓦や鉄板を設置する。
- No.3  隅棟 [すみむね]
 寄棟屋根(上図)等で屋根の各面が接する部分のこと。
 屋根の仕上げ材は棟と同様に棟用の瓦や鉄板を設置する。
- No.4  谷 [たに]
 屋根の各面が接して谷状になる部分のこと。
 屋根の形に合わせた鉄板が設置されている。
- No.5  雨樋 [あまどい]
 屋根を伝う雨を受けて、排水する部材。
 屋根に設置する受け材を軒樋[のきどい]、壁などに取り付ける縦管を竪樋[たてどい]と呼ぶ。
- No.6  破風 [はふ]
 屋根勾配と平行する側面の部分。
 板材を設置したり外壁材を巻き上げて仕上げる。
 取り付ける板材は破風板[はふいた]と呼ぶ。
- No.7  鼻隠し [はなかくし]
 屋根勾配と直行する側面の部分のこと。雨樋(軒樋)を固定する下地にもなる。
 破風とつながっているので、基本的に仕上げ材は同じなる場合が多い。
- No.8  軒天 [のきてん]
 屋根やバルコニーなどの天井面になる部分。
 破風、鼻隠しと同様に板材を設置するか外壁材を巻き上げて仕上げる。
- No.9  庇 [ひさし]
 窓や玄関上の外壁に設置する小型の屋根のこと。
 霧除け[きりよけ]とも呼ばれる。
 
外壁まわり
 	
 	- No.11  幕板 [まくいた]
 外壁仕上げを各階で変える場合などに入れる板材。
 各階の仕上げが同材の場合でもアクセントとして取り付ける場合もある。
- No.12  デッキ
 建物の外部に接している地面から一段高く作られた床。
 木製であれば「ウッドデッキ」アルミ製であれば「アルミデッキ」となる。
- No.13  基礎 [きそ]
 建物を支える鉄筋コンクリート部分のこと。
 外部仕上げとしてモルタルを薄く塗る場合もある。
 基礎の表面が層が剥がれるような形で浮いたり、剥がれたりしている場合は、基礎本体ではなく仕上げモルタルが剥がれている可能性がある。
- No.14  通気口 [つうきこう]
 床下に空気を通し、湿気を逃がすために作る基礎の穴。
 基礎には穴を開けずに、基礎と土台の間にパッキンを入れて通気する方法もある。
- No.15  玄関ポーチ [げんかんぽーち]
 玄関前の庇など屋根の下にある空間のこと。
- No.16  土台水切 [どだいみずきり]
 雨水が建物内に回り込まないようにするためや、外壁通気のためなどに設置する金物。
 設置の有無は建物構造や外壁仕上げによる。
- No.17  コーキング
 サイディング板の継ぎ目などを中心に室内外の様々な部分で使われる樹脂製の防水材。
 年数が経つと経年劣化で防水機能が弱くなる。
 痩せ、ヒビ割れの発生が打ち替え時期のサイン。